高向御頭神事(たかぶくおかしらじんじ)は、三重県伊勢市御薗町高向にて毎年2月の第2土曜日に執り行われる、国指定重要無形民俗文化財です。地元では「ジンジ」と呼ばれています。
その始まりは、養和年間(1181~82)の天候凶変や悪疫の蔓延に苦しむ中、神童の少年が御神体であった獅子頭を持ち出し、お祓い清めの踊りを舞い、悪霊を祓い去ったことからきています。こうした歴史から、高向御頭神事は、無病息災・厄払いを願う神祭として受け継がれてきました。
※当日の進捗により時間は異なります。
※御頭は、日中は「祷屋(とや)」と呼ばれる特定の家にいるか、高向地区内を走りまわっています。
高向共盛団(たかぶくきょうせいだん)は、16歳~41歳の御薗町高向出身の男子で構成されており、中でも16歳~30歳は高向御頭神事を盛り上げる重要な役割を担っています。地元では略して「共盛団」と呼ばれています。
七起こしの舞や布久目物という神祭のメインとなる行事は、共盛団が行います。共盛団長をはじめ、幹事や連絡員など、一人ひとりが与えられた役職を果たし、共盛団員一丸となって、この伝統ある高向御頭神事を続けていくために、懸命に活動しています。
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